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光の角度で刻々と変化するガラスの表情の面白さに魅せられて集めたガラス器たちを素材に、
テーマ「影透光」を撮影している。
野外の自然光で撮るのも面白いが、深夜静まり返ったスタジオで、ライトに浮かび上がるガラスたちと語り合うのもスリリングで、時間が経つのを忘れてしまう。
テーブルフォトの撮影は、半畳ほどのテーブルがあれば可能で身近にある物を転がして自在にライティングして作品を作ることができるのがいい。
旅に出かけた時や街を歩いた時に、被写体になる気に入った物を探し回る楽しみもある。
ライティングは、基本的には1灯逆光で撮影するのが、ガラスの持つ透明感を表現するのには最適である。
被写体後方、斜光とライトを少しずつ移動して、屈折する光と影の形の面白さを探し、これはと思った時にシャッターを切る。
構図しだいで、つまらない写真になってしまうため、ポートレートと同じように表情のよい瞬間を撮る。
それには、被写体をじっくり見つめて対話をすることが大切かと思う。
(シリーズ日本カメラ No.103 ストロボ撮影の達人 日本カメラ社刊より)
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